歳とると、涙もろくなるとは言うが…
まさかのシチュエーションで涙してしまいまったよ…
ったく、こっぱづかしかった~!
昨日、五城目で開かれた「呑むリエ会」に参加してきました。
簡単に言うと、日本酒を楽しむ会ですね。
知人にお誘いいただいて、参加の回答をしたんですが、そのときは給料日を勘違いしていてね~
給料日直前の催しに、お財布がピンチでした… って、それで涙した訳じゃないっすよ!
場所が五城目だけに、福禄寿のお酒がメインなんだろうな…
でも、おもしろい酒があったらなぁ~と、軽い気持ちで参加。
そしたらね~
こんなに見事なラインナップで、びっくりだよ!
確かに福禄寿のお酒が多いけど、北は北海道から南は福岡まで、日本各地のお酒が32酒用意されていました。
いや~ 圧巻でしたね~!
何人かの方が挨拶をされた後、会はスタート!
乾杯酒は、被災した日高見の蔵に奇跡的に残っていた米を使って、福島の蔵が醸した「寫楽」
ちょいと辛口で、アルコール感の強いお酒でした…
って暖かくなってから仕込んだんだもんなぁ~ 仕方ないのか?
そいつを飲み干したところで、あれやこれやと品定め…
有名どこでは、十四代やら而今も用意されていたんだけど、どちらも既知の酒なのでパス!
中盤は、席に戻らずに注いでもらってその場で呑んで、別なのを注いでもらって…
まるで、立ち飲み屋状態。
ちょいと出遅れた関係もあって、知人とはバラバラの席になってしまったので、立ち飲みがあ~でもないこ~でもないと会話するチャンスでもありました…
軽く口に含んだ瞬間…
!!!!!!!!!!!!!!!!
柔らかなうまみの酒… おいしい!
おいしいだけじゃない! なにかがある!
気がつけば、涙がでていました…
あわてて、ハンカチでぬぐいましたが、なかなか止まりません…
訳もわからず、ただ涙を流していました…
臨席の方はびっくりしただろうなぁ~
いや、一番びっくりしたのはオイラ自身かもしれない…
訳わからんかったもん…
裏ラベルを見て、すべての謎が解けました…
このお酒、北海道のお酒だったのです。
道産酒米である、「吟風」を使ったお酒でした。
まさか、秋田の地で北海道の、しかも吟風を使っているお酒に巡り会えるとは思いもよりませんでした。
北海道にいた頃は「吟風」を使った酒を飲むのが当然だったからなぁ~
愛してやまない「北斗随想」に洗脳されていますからね(笑)
昨年度からの発売のようですが、「日本清酒」がこのようなお酒を出していたとは驚きです。
どうも、パック酒のイメージしかないんだよなぁ~ 日本清酒。
で、この「十一州」とは「北海道」を指すらしいです。
え? と思って、現在の支庁である「石狩・空知・後志…」と数えると14ある。
どうやら、北海道黎明期の区分らしい…
調べてみると、「渡島、後志、胆振、石狩、天塩、北見、日高、十勝、釧路、根室、千島」の11のようです。
ちょいと、賢くなりました。
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