喜久水酒造 酒蔵開放

前日からの荒れ模様でしたが、秋田に来て初めての酒蔵訪問という事で、期待に胸ふくらませ何とか高速バスで能代へ…
目指すは、喜久水酒造です。

能代バスターミナル

能代バスターミナル

終点の能代バスターミナル…
写真で見るとそうでもありませんが、能代も激しい吹雪でホワイトアウト状態…

道案内

道案内

バスターミナルから喜久水酒造はすぐ近くです。
てくてく歩いていくと、消火栓の標識に道案内…
あっという間に到着です。

酒造入口

酒造入口

町中にある酒蔵のためか、ふつ~の倉庫に見えます。
栗山の蔵を見慣れているオイラには、ちょっと変な感じ…

酒造看板

酒造看板

吹雪にさらされた看板…
吹雪の足跡が残った看板ですね… 木の看板というのが味があります…

フォークリフト

フォークリフト

ちょっと早めについたので、倉庫の中をうろうろ…
フォークリフトも喜久水のマーク入りです。

参加者

参加者

さっそく、酒蔵見学が始まりました。
大勢の方があつまりましたね~ 20人前後のグループにまとめられ、時間差で150人が集まったとのこと。
まずは、精米行程から見学で、精米後の米をみなでのぞき込んでいます。

精米

精米

精米機では精米度合い毎に糠が集まっています。
左側が第2段階… 糠も細かいのが見て取れます。
さらにこの左側にも糠を集めるところがあるのですが、まだそこまで精米が進んでいないようです。
一番左は、40%精米時の糠があつまる所らしいですが、息で糠が飛び回るほど細かい糠になってしまうようです…

華吹雪

華吹雪

酒米のサンプルとして、華吹雪がならんでいました!
そう、オイラの好きな酒米です。 これまでなにも知らずに飲んで「うまい!」と感じた「田酒」や「喜一郎の酒」…
どちらも、この米で作られています。
名前に負けない華やかな味わいをだしてくれる米ですね~!
試食したかったなぁ~

絞り中

絞り中

さて、さらに奥に進むと、ヤブタ式の圧搾機がお目見え…
まさに、酒を絞っている最中でした。
途中から袋の色が変わっていますが、ある程度絞ったら袋を追加して絞るそうです。
絞ったばかりの、しゅわしゅわを味見したかったなぁ~

遠心分離器

遠心分離器

また、片隅に遠心分離器がおいてありました。
初めて実物を目にしましたが、意外と小さい事にびっくり!
こいつで絞ると、圧縮の力がかからないので、甘みの多いふくよかなお酒ができるそうです…

タンク群

タンク群

さらに奥に進むと、タンクが一杯!
でも、栗山にくらべると少ないかな?
もっとも、この蔵では熟成はトンネルで行っているので、ここにはそれほどたくさんのタンクはいらないのでしょうかね?

喜三郎タンク

喜三郎タンク

そんなタンク群のなかに、喜三郎の酒のタンクを見つけました。
社長の酒ですね… こちらは、純米吟醸でおいしいのですが、オイラ的には喜一郎の酒が一番ですなぁ~www

洗米中

洗米中

蔵の一番奥では、洗米作業が行われていました。
機械で洗米し、それを大きなコンテナに均一になるようにかき混ぜながら入れています。
根気がいりそうな仕事ですが、なんと女性がやっています。
失礼ながら、慣れてなさそうな感じといい、真新しいはっぴといい、修行の方でしょうか…?

お確かめ

お確かめ

そして、米の含水具合を確かめています。
なんだか「職人!」という感じですね!
きちんと浸潤したのか、この後いきなり水抜きをしました。
コンテナの下から一気に水が噴き出します。

違和感

違和感

片隅に、米がいっぱい積んでありました。
まだまだ酒作りは進んでいますので、これから作るための米でしょうね~
そこに、なんともアンバランスが!
なんと、HUBが無造作に米の上に置かれています。

冷まし中

冷まし中

その横で蒸し米をさましています。
このむしろの下には、米がぎっしり!
それにしても… 普通の扇風機とは… ちょいと驚きです。

仕込み蔵へ

仕込み蔵へ

さて、仕込み蔵へ向かいます。
スリッパに履き替え、階段を上ります。

まぜまぜ棒

まぜまぜ棒

階段を上りきった所に櫂がおいてありましたが、どうみても届きそうにない長さです。
実際には中2階の位置で使うそうです。

一日目

一日目

さて、仕込みタンクの中は…
初日のタンクは、まだまだ米の感じが残っています。

二日目

二日目

二日目で粒状感が消えてきましたね~
こんなにも変わるモノなのかしら?
聞き間違えたかなぁ~?

数日後

数日後

数日たつと、とってもクリーミー!
粒状感はなく、甘酒のような感じ!
絞るまで、もう少しですかね?

試飲カウンター

試飲カウンター

一通り見学が終わって、もとの瓶詰め工場へ
ずらりと試飲のお酒がならんでおり、カウンターが作られています。

社長みずから

社長みずから

そこで、社長みずから試飲のプレゼンターに!
「これを」とお願いすると、いろいろ説明を交えて注いでくれます。
さすがに一番高い、一本10万円のお酒はありませんでしたが、杜氏の名前がついたお酒(1万円)は、飛ぶように無くなっていきました…
みんな値段につられてるな~www

喜一郎の酒ミニボトル

喜一郎の酒ミニボトル

オイラの戦利品は、大好きな「喜一郎の酒」の300mlボトルと、マチュピチュです。
このマチュピチュが、なんとも不思議な味わい…
日本酒なのですが、飲んだ感じはまるでワイン!
甘酸っぱい香りが口の中に広がります。
いや~ これは、はまりそうですw

この酒蔵開放、NHKが取材にきておりました。
もしや…と思って、夕方のニュースを見てみると… しっかり出演しておりましたwww
暇つぶしに、どうぞ!


〒395-0807 長野県飯田市鼎切石4293 喜久水酒造

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