秋田県酒造組合のサイトにて一覧がでるのですが、建国記念日は実にたくさんの蔵が重なります。
多くのなから選んだのは、一度に天寿・出羽の富士の二蔵見学可能な矢島地区…
陰に隠れた目的は、由利高原鉄道の乗車…
だって、秋田県内の路線で唯一未条だったのがこの路線ですからね。
それは、別のエントリでご紹介します。
駅に向かうバス停にて…
ものすごいいい天気になりました… やっぱオイラって晴れ男?
車内は、いつになく満員… しかも、オイラと同年代以上のおっさんが目立ちます…
おそらく、目的地は同じでしょう(笑)
羽後本荘駅で、由利高原鉄道に乗り換えます。
案の定、大半のオッサンが、同じ行動(笑)
由利高原鉄道は、いつもは単車…多くて2両しか見たことがなかったのですが…
なんとこの日は3両!
それでも、こんな状態で満車です!
びっくり~!
列車から降りた客の大半が天寿に押しかけた格好になったので、大賑わい!
天寿は、見学申込書を書かなくてはいけないのですが、あらかじめ列車内で配られたので、事前記入ですんなり入れました。
結構、古い蔵なんですね~
建物の中に、蔵が…
以前は独立した蔵だった…という感じですね。
最古の蔵だそうで、もっぱら大吟醸系の高級酒を寝かせているそうです。
常に湯が沸いているという、五右衛門風呂。
もとい… 釜ですね。
器具類、使っては洗浄を繰り返すので、絶えず湯が沸いているとか…
お風呂の代わりにもなりそうなのに…(笑)
仕込み蔵。
いい感じで発酵中のタンクがありました。
もう、元気よくプクプクやっています。
この時期の蔵見学はやはり楽しい!
さらに進んで、米倉へ…
精米機の裏側には、真っ青に塗装されたモーターが!
精米した粉でうっすら化粧をしています。
たくさんあるんですね。
途中、雪でできた神社?がありました。
酒造りは神様と関わり深いですから…
それにしてもいい天気!
一通り蔵見学が終わって、イベントブースへ。
もちろん、あれこれと試飲をします。
いくつか好みの酒を見つけました。
一番奥の飲食コーナーでは、残念ながら前日に火事があったというそばが出店できなかったようです。
名物のあいがも鍋で、冷えた体を温めるとしますか…
見た目以上にアツアツの鴨鍋でした。
一杯200円… 格安です。
それにしても、一斉に鴨鍋をすすっているのは、圧巻ですな(笑)
さて、もう一つの蔵「出羽の富士」を醸している佐藤酒造に向かいます。
それにしても…
駅からあるいて5分程度のところに、2軒も酒蔵があるなんて!
なんともうらやましい土地ですね。
入ってすぐのところに、ひな人形が飾ってありました。
そういえば、由利高原鉄道でも、ひな人形列車走らせているな~と思い出しました。
この沿線、一般の家庭でもひな人形を見学させるなど、ひな人形に関して由緒ある地域なそうなんです。
仕込み蔵の前で試飲をやっていましたので、さっそく一杯…
その一杯を味わいながら、そのあたりをうろうろしていると、おもしろいものを発見!
ミカン箱を縦に二つ並べたくらいのサイズなんですが、どうみても藪田式!
ミニヤブタですよ、これ!
へぇ~~~ こんなのがあるのか~~~
こういう発見があるので、酒蔵見学はやめられないですね~!www
いろいろ試飲しましたが、佐藤酒造のお酒は、昔ながらのお酒…
イマイチ好みじゃないかな?
二蔵回って駅に戻ると、駅前でもいろいろとイベントが!
讃岐うどんやら、いろいろ販売していましたが…
なんと、かっぽ酒があるじゃありませんか!
かっぽ酒とは、竹筒にお酒を入れて火にあぶって燗するお酒。
竹の節のところが半分開口しており、開口していない部分には穴が開いています。
大きな穴からお酒を注ぎ込んで火にかけ、小さな穴からグラス?に注ぎます。
注ぐときに、空気が通ることで「かっぽかっぽ…」という音がするので、かっぽ酒だとか。
もちろん、いただきます。
一合近く入って300円は激安です。
なので、美味しいお酒が入っているわけはありません!
ぶっちゃけ、あまりに甘すぎて残そうかどうか迷ったくらい(笑)
でも、ほどよく暖かいお酒は、冷えた体にはちょうどよかったようで…
気がつけば飲み干していました。
竹の香りがお酒に移って、だれてはいるもののおもしろい酒でした。
無料開放の由利高原鉄道で、帰路につきました…
帰りの列車はなんと、「宇宙戦艦ヤマト」号!
思わず、写真を撮りまくり(笑)
羽後本荘からはグースカ気持ちよく…
楽しい一日でした。
コメント